オペレーティングシステム - プライバシーの尊重とセキュリティの確保

openSUSE ではソフトウエアを自分自身で構築して、自分の制御下に置くことができます。もちろんローリングリリースモデルを採用するのか、それとも安定バージョンを使い続けるのかは、あなた自身で決定することができます。 Windows とは異なり、それを適用する時期も選択することができます。また、他の多くのディストリビューションとは異なり、使用したいデスクトップを選択したりすることもできますし、全くデスクトップを使用しないように選択することさえできます。 YaST などのツールを利用することで、お使いのマシンを自在に設定し、セキュリティやプライバシーも制御することができます。また、お使いのシステムやそのデータは、 SUSE Firewall を利用することで、インターネット経由でやってくる侵入者から守ることができます。このセキュリティデバイスは既定で有効化されていて、設定も簡単です。それだけではありません。 openSUSE Leap 42.3 では AppArmor と呼ばれる、最も効率的で使いやすい Linux アプリケーションセキュリティシステムを利用して、さらに堅く保護することができます。 AppArmor は、オペレーティングシステムやアプリケーションに対する攻撃を事前に防ぎ、内部または外部の脅威から身を守ることができます。

SUSE Firewall や AppArmor に加え、openSUSE Leap 42.3 には特別なセキュリティパッチ更新システムが備わっています。最新のセキュリティパッチがインストールされているかどうかを確認するには、インストールの終わりのほうでオンライン更新を行なってください (ただし、インストールの冒頭で自動インストールを選択した場合を除きます) 。またインストール後も、自動的に重要なセキュリティパッチの存在を確認しますので、その通知を利用してインストールすることができます。